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2月, 2020の投稿を表示しています

[Tunes] Reel Set11 : Devanny’s Goat/ Galway Rambler

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S et11 : Devanny’s Goat / Galway Rambler 2018年にエニスで行われたFleadhのステージの若者の演奏から。女性のコンサーティーナプレイヤーがGalway Ramblerが始まったところで踊りだします。Comhaltasから出版されている Foinn Seisiun Book3 ではこれにLast Night's Funを加えたものが セット になっています。

[Tunes] Reel Set 10 : Last Night’s Fun/ The Abbey Reel

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Set10 :  Last Night’s Fun /  The Abbey Reel (Mike Rafferty/Speed 78) Mike Raffertyは東ゴールウエイのBallinakill出身のフルート奏者です(1926年生まれ)。1949年に米国に移住して音楽活動をしました。娘さんはボタンアコーディオン奏者のMary Raffertyで、親子で素晴らしいアルバムを残しています。

[Tunes] Reel Set 9 : Maid Behind the Bar/ Bird in the Bush

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Set9 :  Maid Behind the Bar /  Bird in the Bush (Shannon Heaton/Oil For the Chain) Shannon Heatonのフルート教則本からのセットです。Bird in the Bushの方はShannon HeatonのTune of the Monthになかったので Fergal Scahill's fiddle tune a day 2017から拝借しました。

[Tunes] Reel Set 8 : Down the Broom/The Gatehouse Maid/The Mountain Top

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Reel Set 8 : Down the Broom / The Gatehouse Maid / The Mountain Top  ( Clifden Session from Youtube ) メロディオン奏者のJohnny Connollyとフルート奏者のMarcus Hernonの参加しているセッションの動画からのセット。最初の2曲はスライゴーの定番セットで良くペアで演奏されます。スライゴー出身の代表的フィドラーPaddy Killoranの演奏は こちら から聞けます。

[Tunes] Reel Set 7 : Imelda Roland/ Craig’s Pipe

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Set7 :  Imelda Roland /  Craig’s Pipe   (T ulla Ceili Band/A Celebration of 50 years) またもやTulla Ceili Band50周年記念CDからのセットです。良いものは良いので仕方ありません。

[Tunes] Reel Set 6 : Silver Spear/ Mountain Road/ The Banshee

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  Set6:  Silver Spear /  Mountain Road /  The  Banshee (  from Trad Irish Fiddle Lesson by Kevin Burke レッスンでセットで演奏されているわけではないですが、繋げると良いセットになると思います。Kevin Burkeのレッスンをお楽しみください。なおサブスクライブしないとレッスンの途中で切れてしまいますが、標準スピードの曲は聞けます。 Silver Spear   Mountain Road The Banshee

[Tunes] Reel Set 5 : The New Copperplate/ The Old Copperplate

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Set5  The New Copperplate /  The Old Copperplate   (The Lahawns with Andrew MacNamara/"Live At Lena's" ) Copperplate Setと呼ばれる定番セットです。Andrew MacNamaraのLive At Lena'sの音源があれば良かったですが見つかりませんでした。Youtubeに若きPaul O'Shaughnessyの演奏動画があったのでこちらをどうぞ。  

[Tunes] Reel Set 4 : The Merry Blacksmith/ The Limestone Rock

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Set4:   The Merry Blacksmith /  The Limestone Rock   ( Joe Derrane/ Irish Accordion Joe Derraneは Ireland’s Harvest というアルバムでFrankie Gavinとこのセットを演奏しています。多分この古い78回転の録音が元ネタなのではないかと思われます。

[Tunes] Reel Set 3 : Over the Moor to Maggie/ Fred Finn’s/ The Hunter's House

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 Set3:  Over the Moor to Maggie /  Fred Finn’s /  The Hunter's House   (Various/Music at Matt Maolloy's) アイルランドのセッションの雰囲気がそのまま封じ込まれたようなライブアルバムです。収録セットはそのままのセットで良くセッションで出されます。

[Tunes] Reel Set 2 : George White Favorite/ Sligo Maid

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Set2:   George White Favorite /  Sligo Maid   ( Kevin Croford/d Flute Album )   Kevin CrawfordはGeorge White FavouriteをDmajで、Sligo MaidをEDorianで演奏していますが、セッションではGeorge White FavouriteはGmaj, Sligo MaidはAdorianで演奏されることがおおいので、そちらのキーの楽譜も掲載しておきます。  

[Tunes] Reel Set 1: The Concertina Reel/ Coffey’s(Brendan McMahon's)

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最近はYoutube 上でアイリッシュ伝統音楽の貴重な演奏動画や音源を聞くことができるようになりました。これを活用しない手はありません。でも玉石混交なので演奏の参考にするときには注意が必要です。多摩の練習会で取り上げたセットでYoutubeに参考になる演奏動画や音源が投稿されているものをピックアップしていくので参考にしてください。Youtube上に音源が見つからないものは別のセットに差し替えてあります。 【Reel】 Set1:  The Concertina Reel /  Coffey’s(Brendan McMahon's)   ( Tulla Ceili Band/A Celebration of 50 years) Tulla Ceili BandはMartin Hayesも参加している歴史のあるケーリーバンドです。これは50周年記念のCDですが、既に70周年の記念アルバムも発売されています。 このアルバムのセットは良くセッションでも演奏されるます。   S

楽器別おすすめ教則本 ボタンアコーディオン編

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2.ボタンアコーディオン編 The BOX    A Beginner's Guide to the Irish Traditional Accordion   by David C. Hanrahan   私がボタンアコーディオンを始めた頃に存在していた唯一のB/Cアコーディオン教本でした。30ページほどの薄い本で説明も少なくこれだけで独習するのは難しいですが、付属のCDとイーリアンパイプのレギュレータを模した独特のベース音のサジェスチョンはこの教本のユニークなところです。 The Irish Accordion Tutor Volume 1 by Damien Connolly Kincora Accordion を製作しているMartin Connollyの息子のDamien Connolly(米国在住)の書いたB/Cアコーディオン用の教則本です。Volume 2としてC#/Dの教則本も出す予定とのことでしたが、残念ながらまだ発売されていません。独自に開発された蛇腹の押し弾きやフィンガリングを克明に記述したチャート図がユニークです。ベースのつけ方についての説明もあります。付属の音源はDVDになっていて視覚的にも弾き方を確認できるようになっています。 A Complete Guide to the Irish Button Accordion by Bobby Gardiner   最近出版されたB/Cアコーディオンの最も詳しい教則本です。3枚のCD音源付きで説明も丁寧なので独習用として十分使用できると思います。 The Compositions of Paddy O'Brien by Eileen O'Brien  B/Cアコーディオンの奏法を確立したPaddy O'Brienの作曲した曲を、娘でフィドル奏者であるEileen O'Brienが取りまとめた楽譜集です。Eileen O'Brienによるフィドル演奏が付属の3枚のCDに収録されています。 Joe Burke Traditional Irish Music Collection  B/Cアコーディオン奏者なら避けては通れないJoe Burkeの3枚のCD音源付き楽譜集。どの曲もB/Cアコーディオンで弾きやすいよ

楽器別のおすすめ教則本 フィドル編

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1.フィドル編 The Fiddle Book by Matt Cranitch   定番のフィドル教則本です。丁寧に練習すれば一生使えます。CD付きですが、Appendixに入っているSelected Tunesの音源は入っていません。曲の音源を欲しい場合はこちら↓ Irish Session Tunes The Red Book by Matt Cranitch Mel Bay's Complete Irish Fiddle Player by Peter Cooper  イギリスの人ですがその分外国人にもわかるようにボウイングの仕方まで含めて詳しく解説してあります。日本にも2度来日してワークショップもされました。付属CDは全部の曲を網羅しているわけではありません。曲の音源を欲しい場合はこちら↓ Irish Fiddle Solos 64 Pieces for Violin by Peter Cooper 'fidil' Irish Fiddle Tutorial by Kathleen Nesbit ステップバイステップで楽器の各部の名称から、持ち方、楽譜の読み方、指の押さえ方、ボウイングの仕方、装飾音のつけ方など、やさしい曲から複雑な曲へと順を追って一通りのことが学べます。後半は楽譜集になっています。 Handy with the Stick: Irish fiddlers in Words and Music by Brendan Taaffe 教則本ではないですが、アイルランドの伝統音楽の沼に嵌ったアメリカ人の著者 Brendan Taafe 氏がTommy Peoples, Paddy Glackin, John Carty, Brendan McGlinchey, Caoimhin O' Raghallaigh, Matt Cranitchなどとのインタビューを取りまとめた本。 Bowing Styles in Irish Fiddle Playing By David Lyth 一時期入手が困難な時期がありましたが、Vol1/vol2はCuty's などでも現在入手可能です。筆者自らが自分のホームページで新しく作成したVol.3も含めてpdfで公

アイルランド伝統音楽をより深く知るための書籍

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1.アイルランド音楽入門書 20年以上前にアイルランド音楽に興味を持った人たちが最初に手にとったのは守安功さんの愛蘭土音楽紀行シリーズではなかったんじゃないかと思います。今アマゾンで調べてみたらものすごく安く売られていてびっくり。かなり著者の主観が入っていますが、当時は現地の音楽事情の情報が少なかったので貪るように読んでいました。時流に乗った商業主義的な音楽より生活に根差した名もないごく普通の人たちが奏でる音楽に価値があるという価値観が刷り込まれたのはこの本を読んでからかな。書店ではもうあまり見かけないけど若い人にも是非とも読んでもらいたい本です。    アイルランド 大地からのメッセージ  守安 功    アイルランド 人・酒・音    守安 功 守安氏が翻訳したアイルランド音楽の入門書。    アイルランド音楽への招待  キアラン カーソン著  守安 功   訳    アイルランド音楽入門―音楽・ダンス・楽器・ひと   ダイアナ ブリアー   著  守安 功   訳 音楽評論家のおおしまゆたか氏が書いた、あるいは翻訳したアイルランド音楽の入門書。後の2作はCD音源付きです。    アイリッシュ・ミュージックの森 ―トラッドからロックのかなたへ   大島豊      聴いて学ぶ アイルランド音楽 (CD付き)   ドロシア ハスト     スタ ンリー スコット   (著)     おおしま ゆたか   (翻訳 )    アイルランド音楽──碧の島から世界へ【CD付き】   おおしまゆたか   (著) 2.ディスクガイド 昔はこういうCD紹介本を片手に中古CDショップを回遊してお目当てのCDを探し回ったものですが、今もこういう本は売られているのでしょうか?   アイリッシュ&ケルティックミュージック   山尾 敦史   (編集)   アイリッシュミュージックディスクガイド  大島 豊   (監修) 3.アイリッシュダンスの本 ダンスと深く結びついて発展してきたアイルランドの伝統音楽を深く知るためにはアイリッシュダンスのことについても知らないといけないということで是非読んでいただきたい本です。単にダンスの本というだけではなく、何も情報

アイルランド伝統音楽で使われている楽器について

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 アイリッシュ伝統音楽で使われる楽器は、フィドルやギターの様に比較的入手しやすいものもありますが、ボタンアコーディオンとかコンサーティーナ、イーリアンパイプスの様に、やってみたくても、お店で実際に目にすることが少なく、どういうタイプのものをどうやって入手したらいいのか途方に暮れてしまうことの方が多いです。楽器選びや楽器購入に役立ちそうなリンクを集めてみました。 【ホイッスル/アイリッシュフルート】   笛系の楽器は門外漢なので良くわかりませんが、初心者の方なら実際にホイッスルやフルートを演奏したり、教えたりしている人から話を良く聞いてから購入するのが良いと思います。私は 豊田さん にお世話になりました。通信販売では、実際に購入したことはないのですが、hataoさんの ケルトの笛屋さん に初心者にも解りやすい説明があるので選び易いのではないかと思います。またケルトの笛屋さんのホームページには 全国のレッスン情報 も掲載されています。 【フィドル】   アイリッシュ音楽でフィドルと呼ばれている楽器はクラッシック音楽で使われているバイオリンと同じものなので(セッションでチューニングが素早くできるように2-4弦にもファインチューナーがついているのが違うだけ)、これまで長年クラシック音楽をやられていた方は多分良い楽器をお持ちでしょうから、楽器を新たに買い直す必要はありません。これから初めてフィドルを買うという人はアイリッシュフィドルが上手に弾ける人と一緒に楽器屋さんに行って予算内の楽器を片っ端から弾いてもらって、自分の気に入った音色のフィドルを手に入れましょう。誰が作ったかとか制作年はいつかとかは気にせず、好きな音色のフィドルで練習するのが上達の早道です。  参考リンク   アイルランド音楽館  :  フィドル、バンジョー、ホイッスル奏者のTakaさんが作成しているアイリッシュ音楽の総合情報ページです。フィドルの購入法、演奏スタイル、練習方法、おすすめCD,フィドル奏者についての情報等盛りだくさんの内容となっています。またTakaさんはCCEが資格を認定した公認講師で アイリッシュフィドルやバンジョー/マンドリン、ホイッスルのレッスン もやられています。 【バンジョー】   アイリッシュ音楽で一般的に使われるバンジョーはブルーグラスやオー

アイリッシュのセッションで弾ける曲を増やす方法

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セッションで聴いたチューンの曲名を調べる セッションでとても素敵な曲が演奏されたので、自分でも弾けるようになりたいんだけど曲名がわからないということは良くあります。弾いている人に聞ければいいんですが、弾いている人も曲名を知らないということもあるし、知っていたとしても、何度も聞くのは気が引ける。そんな経験をしたことはありませんか? そんな時に役に立つのが TunePal というソフトです。最初 iPhone、iPad 向けに開発されましたが、今では Andoroid のスマホやタブレット端末でも使えるようになりました。このソフトを使えばセッションで演奏されている曲を数秒間録音してネットに送信することによりデータベースからその曲の曲名が何であるかすぐに調べることができます。その曲の楽譜もすぐに表示できますし、My Tunesに登録しておけば後でキーや速度を変えて好みの楽器の音色で再生することもできます。 曲名さえわかれば以下のサイトで楽譜やその曲が含まれるCDを検索することができます。但しアイリッシュの伝統音楽では曲名が同じでも全く違った曲だったり、同じ曲に複数の名前があったり、様々なバージョンがあったりするので、自分が聞いた演奏と同じ楽譜を見つけるのは一苦労です。まあ昔のようにいちから耳コピをするよりはずっと楽ですが... The Session : 一つの曲に対して様々なバージョンが投稿されています。レコーディングリストもあり。曲の由来についての投稿者によるディスカッションなどもあり、大変興味深いです。世界各地でのセッション情報もあり。 irishtune.info :セッションで良く弾かれる 上位20曲 や、レコーディング回数の多い 上位100曲 、セッションで良く弾かれる曲が多く含まれている CDの上位40アルバム 等の興味深いデータもあり。 abc notation home page : 曲の検索サイトですが、  abc記譜法 やソフトウエア についての解説もあります。 セッション曲集 セッション曲集は様々なものが市販されていますが、セッションで演奏されているチューンをセッの形である程度まとめて覚えたいときには CCE(Comhaltas Ceoltoiri Eireann) が作成している Foinn